企業の違いを知っておこう

ベンチャー企業とは、新しいサービスや技術を展開していく会社のことで、規模は小規模から中規模となります。規模の大きさから、中小企業との違いがわからないこともあるかもしれません。中小企業は事業内容は問わないものの、社員数や資本金に制限が設けられているのが特徴です。そのため、中小企業でありながら、ベンチャー企業でもある会社が多数存在します。

次に、スタートアップ企業との違いを見てみましょう。ベンチャー企業がイノベーションの有無や期限を問わないのに対し、スタートアップは革新的かつ短期間での成長を狙うため、目的までの期間設定が必要です。ただし、明確な定義があるわけではないので、スタートアップ企業がその後、ベンチャー企業に変化していくことも珍しくありません。

次にベンチャー企業についてです。前述したように資本金の制限や創業何年以内、という基準や定義があるわけではありません。特徴は投資機関から出資を受けていること、新しいサービスや技術、ビジネスを展開していてかつ成長過程であることです。このようにベンチャー企業は成長していく会社なので、その成長の度合いから4つのフェードに分けられて考えられています。

創業前のコンセプトは決まっていても、具体的な事業がまだないシードが1つ目です。具体的なサービスや製品は決まっても、まだ認知度が低い創業直後の段階をアーリーと呼びます。事業が軌道に乗り成長を目指して進めていく段階が、エクスパンションです。経営が安定し利益の出ている段階を、レイターと言います。

セミナーや研修会を活用しよう

会社から独立したことで、どこから情報を得て、どのようにスキルアップすれば良いか悩んでいるフリーランスもいるでしょう。そこで活用したいのが、セミナーや研修会です。近年では、フリーランス向けのセミナーや研修会が頻繁に開催されています。休日を自由に取れるフリーランスだからこそ、参加を心がけたいものです。休日なので仕事のことは置いておき、集中して学べる時間がスキルアップにつながります。

セミナーや研修会では、ただ単に仕事に活かせる知識を増やすだけでなく、仕事では扱っていない分野を学ぶことも可能です。その際には、ある程度高額なセミナーや研修会に思い切って参加してみるのも良いでしょう。高額なほど何か学んだり、吸収したりしなければという気持ちが強く生まれるからです。

また、セミナーや研修会で大勢の中での学習と、一人での学習には大きな違いがあります。一人での学習は、学びたい部分だけをピックアップして学ぶ傾向があるのです。一方、セミナーや研修会では体系的に自然な順序で学べるので、知識の偏りも減って仕事を進めるうえで役立つでしょう。

一人での学習との大きな違いが、人脈が拡大することです。セミナーや研究会の後には、多くの場合に交流会が設けられています。同じ目標を持った人たちが大勢いるので話は尽きませんし、講師ともつながりが持てるチャンスです。すぐに仕事につながるわけではないかもしれませんが、少なくとも孤独感の低減や仕事のモチベーションアップ、仕事の効率アップが期待できます。